長年、ドリップ式で珈琲を淹れてきました。途中、サイフォン式やプレス式にも興味がわきましたが、カリタ式からコーノ式・ハリオ式にとサーバーの形を替えたぐらいでした。
左:カリタ式 右:ハリオ式
(訂正:コーノ式とハリオ式を混同していました。)
今回、友人から「おいしいから淹れてみな。」と勧められた、ビアレッティの直火タイプ。「エスプレッソ」を淹れるなんて、まったく考えていませんでした。
安全弁の下まで、下部に水を入れます。
その上に、ドリップ式よりも細かく砕いた珈琲を入れます。
上部をしっかりと締め、そのまま、ガスコンロまたは電熱器に乗せ、過熱します。(注意:取っ手以外は熱くて持てません。)
濃い珈琲には慣れていませんでしたので、淹れた後に一口味わって・・・「苦い。」
水を差して薄くして飲むと、なんか濁りのある「おいしいともおいしくないともいえる味」がしました。しかし、苦みは何とかならないものかと。
「そう言えば、エスプレッソと言えば、砂糖だよな。」
と思い出し、グラニュー糖を入れてみると、
「まあ、なんと!苦みが消えて、甘く、珈琲の香りが口の中に広がる」
感じがします。
「うまい!」
とがった感じがなくなり、まろやかになります。
淹れ方が簡単だし、珈琲豆の量も少なくていいし、たまにはエスプレッソもいいなと思いました。普段、コーノ式では、1回に2人分20~22gの珈琲豆を使います。1人分10~12gで淹れると、粉の量が少なくて珈琲の甘さや柔らかさが出ないのです。エスプレッソでは、1回に3人分12gで十分です。