前回「毎日が暇に・・・」からの続きです。
楽しいはずの趣味も楽しかった趣味も、わくわくした楽しさがなくなって、無駄だとか虚しいだとか、思うようになってきたのです。
ここはやはり、情熱をもって打ち込めるもの、努力をしないと上達しないものを趣味に持つことが必要だと考え、今の環境と今後のことも考えると「ギター」だろうなと思いました。
いや、漫画を読むことだって、1つに打ち込めば(例えば、漫画評論のレベルになるとか)、大きな形を残せると思います。自分だけが楽しめるものだけに打ち込めたら・・・。しかし、漫画だけでなく他のことについても、どの方向へ向かっていくのかのイメージができず、打ち込めるものとしてその先をイメージできるのは「スキー・ギター」の2つだけでした。
そして、今できるのは「ギター」だけです。
ギター演奏が得意なわけでもなく、好きでたまらないものでなくても、毎日練習していれば、必ず上達しますし、上達すれば必ず好きになります。そこに、わくわく感も出てくると思うのです。
「よし!」
これに賭けてみようと、先日新しいギターを購入することにしました。そうなると、もう後には戻れませんので、練習するのみです。
毎日2時間練習をし始めて、2か月が経ちます。体力集中力が持たず、休み休みの練習です。それにもかかわらず、今までと比べ上達が早くなり、中途半端にしか弾けなかった曲も、やや余裕を持ちながら弾けるようになり、暇な気持ちやなんとなくやる気のなかった生活も、また楽しくなってきました。
リタイア後は、定住して「暇~。」なんてことはありませんので、それまで、いえそれ以後も、毎日を充実させるために、3年間気合を入れます。どれだけうまくなれるのか、あるいはなれないのか、やってみようという気持ちを大切にしたいと思います。なんせ、初心者ですから。(^^;
余談
「なぜ、このようなことを若いうちにしなかった!?」
・・・
「そりゃあ、若い頃は仕事に必死だったし、まとまった時間なんて取れなかったので、楽に楽しめるものばかりに走ってしまったから。」
「それに、やる根性もなかったし。」
「仕事以外に、どうしてもしたい、こともなかったし。」
・・・
「でも、いいじゃん。」
「今、やりたいことが見つかって。」
(まあ、ちょっと無理やりだけれど。)