私の淹れ方は、ペーパーフィルター(白)を使ってのドリップ式です。
ドリッパーは、円錐形の「コーノ式」(ハリオもほとんど同じ)です。ほかに、3つ穴のカリタ式、1つ穴のメリタ式があります。いつも2人分ですので、扱いのやや面倒な布フィルターは使っていません。
以前の好みは、ストレートと中煎りでした。今は、ブレンドと中深煎り、深煎りを好んで飲んでいます。水温は、80~85℃、1度に2杯分22~24gの豆を使います。中挽きよりもやや粗め。
甘く雑味の少ない味が好きなので、抽出のしかたに工夫をしています。
注水2,3回で、予定量の4割程度を抽出したらドリッパーを外し、残りを注水のお湯で予定量まで薄めます。こうすると、苦みや雑味の少ない珈琲ができます。水道水の場合には味が落ちるので、浄水器を通した水(湯)を使うか、天然水などの臭みのない水を使って薄めます。
珈琲の苦手な人も、ブラックで飲めます。これでもダメな場合には、砂糖やミルクを加えると「飲めない」と言っていた人でも、飲めるようになります。
今までに、5人の飲めない人に淹れたところ、3人がブラックで2人が砂糖ミルクで飲めました。焙煎の浅いものよりは、深い珈琲のほうが飲みやすいそうです。
おいしい珈琲を淹れるときに気を付けることは、3日以内に焙煎された「珈琲焙煎店」の「豆のまま」を買い、「抽出するときに豆を挽く」ことです。また、1週間(冬の場合には2週間)以内に飲み切らない場合には、その分を前もって分けて冷蔵庫に保存してください
小分けには、手前の保存瓶を利用しています。ひと瓶で4杯分入ります。