その1からの続き
ちょっと、ストレス対策の傾向が違いますが、もう1つあります。
それは、「経験」です。(または、諦め?)
どんなことでも初めてのことよりも、2回目3回目のほうが慣れますし、うまくいきますし、予想もつきますので、慌てないで余裕でこなすことができるようになります。
あるグループ内で旅行を計画したときなどに、ホテルの予約を初めてする(苦手としている)ときには気が重くなります。電話して、あるいはネットから予約するだけなのですが、慣れていないので、「これで良いのだろうか」「みんなから文句を言われないだろうか」など、不安になってしまいます。でも、何回かすればストレスも少なくなります。
あるいは、車のドアパッチンをされても、1回目のショックに比べたら、10回目くらいになると、「またか。」ぐらいで済むようになります。
それから、以下のことは私だけかもしれません。
大人になって気づいたことですが、私は子供の頃から体が弱く、元気はつらつな体験がほとんどありません。元気だと思っていただけで、実は周りの人たちと比較するとそうでもなかったと思います。
大人になってから、1年に1度あるかどうか、本当にたまに、何もしなくても足取りが軽くとても幸せな気分になることがあります。体中の細胞1つひとつが働いていて(そう感じる)、元気だと思えるのです。(そうかあ、いつもにこにこしている人たちは、元気なんだ。アニマル浜口か。)
その時には、少々のストレスがあったとしても、それをストレスと感じないで過ごすことができます。前向きに処理することができるのです。精神的に追い込まれることがありません。
体が比較的元気な時には、ふだん嫌だなと思っていることでも、抵抗なくできることを考えると、毎日の体調を良くすることは「ストレスに強い精神を作る」ことになるのだと思います。