人気のNシリーズN-BOXに隠れて、販売台数が少なめのN-WGN(エヌーワゴン)ですが、今月モデルチェンジをして、ハイトワゴンに生まれ変わりました。
(画像:WebCGから)
↓こちらは、ノーマルタイプ。
(画像:ホンダ公式情報ページから)
モデルチェンジ前のモデルは、室内も広く使いやすい感じでしたが、室内の高さがやや低く、子育ての層には敬遠されたようです。ホンダN-BOXやダイハツ・タントの売れ行きを見れば、その傾向に納得します。
今回のモデルチェンジで、室内の広さ(特に後部座席の足元)、高さが増して、広い空間を確保しています。運転席に座ると、軽としては十分なメーター周りで軽自動車という感じはしません。
行きつけのホンダディーラーで試乗車が用意されていましたので、すぐに乗ってみました。試乗車は、カスタムL(ターボ車)です。
エコモードをキャンセルして、まずは通常モードでドライブしてみました。走り始めてすぐに、乗り心地の良さに驚きました。ドライブ感覚も普通車に乗っている感じです。車重もちょうど良いのかもしれません。
坂道では、やや苦しくなりましたので、スポーツモードに切り替えると、難なく登っていきます。
唯一気になったのが、ステアリング(ハンドリング)です。コーナーでの切り始めに対して、タイヤが少し追いついてこない感じがしました。ステアリングの遊びが大きいからでしょう。ただ、これはすぐに慣れますので、問題はないと思います。
カタログでは、ナビが後付けのような印象でしたが、運転席からの眺めでは、ナビが見やすくそのような印象はなくなりました。また、外観のイメージもカタログよりも実車のほうが良く、特にカスタムの印象が変わりました。
すでに、多くの注文が入っていて、今からの注文では10月の増税前に納車されることはないそうです。そのディーラーでも、発売前から予約注文が数台入っている状態で、田舎の反応としては珍しいです。いつもは、1か月ほどの様子見が多いから。