同級会後に同級生と、「リタイアした後に何をする?」という話になりました。
家のことが片付いたら「八ヶ岳の別荘で定住する」以外のことを決めていなかった私は、例えば旅行ドライブ、買い物、散歩、レストラン巡りなど、「その時その時でやりたいこと」をやれたらそれでいいと答えたら、
友人「僕は独身だから、毎日興味のあるものを見たり、聞いたり、やってみたりで、興味のおもむくままに目に映るものに飛びついてはいるけれど、人生の基になるもの、拠りどころがないというか、あっちこっちに手を出している感じがするんだよね。」
「何か1つ、なんていうのかな、支えとなるものがないんだよね。何か目標を持てば、良いのかもしれない。夢中になるもの。」
「家族のいる友人を見ると、家庭があって、孫の世話をして、それを自分の居場所として暮らしているけれど、僕にはそれがないから、根無し草のような感じで満たされない気がするんだよ。」
私「それを、自由というんだよ。」
「それも、うらやましい1つの形だと思うんだけれど。」
「もしかして、1人でいることの寂しさ?パートナー、仲間がいれば解決すること?」
私には妻がいるので、リタイア後は2人で好きなことをすることが幸せかなと思っていますが、何か夢中になること、楽しくなること、究めることなどやってみたい、やらないと満足しない思いが、少し私にもあるのです。気持ちはわかります。
今の生活で、十分ではないのか?
一通り満足しているから、次の欲求が出てくるんであって、人間の欲求は切りがないから、次々と求めてしまうけれど、もう十分じゃあない?
友人は結論の出ないまま、帰宅となりました。
私には、その後1つの結論が出ました。今のところ、毎日の生活にまあ満足していますが、何か少し足りないものと考えたときに、妻もいて趣味もあり、別荘へも行ける恵まれた私に足りないのは、究極の趣味ではなくて
「健康」
でした。
体調の良い時には、何をしていても楽しい気分になりますので、もう少し健康になるために、「毎日の軽い運動」と「バランスの良い食事」、そして「睡眠」に注意することが必要だと思います。