物置に押し込んでいたものを車庫に移して、山のようになった不用品を分別・処分することに1週間かかりました。毎日車庫で作業をしていますと、普段しゃべらない人と話す機会が多くなりました。
車の窓を開けて
「何をしているんだ?」
から
ウォーキング途中の人が足を止めて話しかけたり、
犬の散歩ついでに、
「たいへんだねえ。」
と一言かけてくれたりと
普段あいさつ程度しかしない人でも、けっこう話しかけてきます。
こちらも、こうなったいきさつから、リタイアしたことや息子の就職などたまたま話題がありますので、数分から1時間も手を休めることもあります。
広くなった車庫を見て、
「これなら台風が来ても、車は傷がつかないね。」
(外にある2台の車を車庫に入れられるので。いつもは私の車だけ車庫。)
「カーポートにすると、強風で飛ばされることがあるので怖いんだよね。」
風の強い浜松では、昨年の台風でけっこう被害が出たそうです。
(不用品処理の費用を聞いて)
「業者にそれだけ払うんだったら、それより安く俺がダンプで持ってってやるよ。」
「鉄の分別をしたのなら、自分で業者に持っていったら?」
「この量なら、2~3,000円ぐらいにはなるよ。」
町内の仕事はしていても、このような話をほとんどしてこなかった私は、この町に鉄の買取業者がいることを知らなかったし、自分でごみ処理場に行こうとも思わなかったし、もっと周りの人の力を借りていたら簡単にできるよなあと、今更ですがもったいないことをしました。