ここ数年でしょうか、アイドリングストップの車が普及し始めたのは。
初めは、物珍しさからと省エネになることから、信号や一旦停止ごとにエンジンをストップさせていましたが、だんだんとストレスがたまってきました。
1つ目が、信号などで停止するたびに、ブルンという振動があること。
この振動は、やや不快に感じます。
車種にとっては軽い振動ですが、スバルXVは大きめです。
2つ目が、発進がワンテンポ遅れること。
「今っ!」のタイミングで動きたいときに、少し遅れることでスムーズ
な運転ができにくく、遅れることでヒヤッとする場面も出てきます。
3つ目が、バッテリーやエンジンに負荷を与えること。
ハイブリッド車のバッテリーが高価なのは、アイドリングストップから
の復帰の負荷に耐えられるよう高性能になっているためです。
必要のない人にとっては、無駄な出費といえます。
また、エンジンをかけなおすたびにエンジンにも負荷がかかります
ので、劣化も心配です。気にしなくても良いレベルかもしれませんが。
アイドリングストップによるガソリンを節約する量は、
スバルXVを600㎞走らせて、40L使ったとした場合に
最高でも1L程度でした。
ガソリン代130円✕41L=5330 が
ガソリン代130円✕40L=5200 と130円節約できただけです。
600㎞走ったとして、1L当たり14.6㎞か15.0㎞の違いです。
これは、エアコンをつけっぱなしで走った時の燃費1㎞/L減や屋根に収納ボックスをつけて走った時の燃費1㎞/L 減に比べたら小さいものです。
渋滞の多い都市部でのアイドリングストップは、かなり有効と考えてもいいかなと思いますが、地方では、デメリットが大きくなってしまうと思います。