コーヒー焙煎機「カフェプロ」の焙煎度合いが、設定(3段階と4段階)の組み合わせでどんな違いになるのか調べるときに、「やや深煎り」の珈琲を好む私にとっては、好みでない中煎りの組み合わせを試すことはもったいないなあと思っていて、比較のために仕方なく焙煎していました。
ところが、焙煎後ブラジルサントスNO,2 17/18の「中煎りやや深め」(ミディアムハイ)を飲んでみて、
「あれっ?こちらのほうが飲みやすいぞ。」とわかり
うれしい結果となりました。
まあまあだった「やや深煎り」と比べて、飲みやすい、甘い、すっきり、とワンランクレベルが上がった味になっていました。
もともと十数年前は「中煎り」(ミディアム)や「中煎りやや深め」(ミディアムハイ)を好んで飲んでいたのですが、香ばしさやコクが少し足りない気がしてきて、ここ10年はどの豆も「やや深煎り」を好みとしていたんですね。 そのため、「やや深煎り」あたりの微妙な差ばかりを気にしていましたが、上記の豆については「中煎りやや深め」がおいしいです。
豆の種類によっておいしいと思える煎り具合は違いますし、季節、天候、体調などによっても違いますから、焙煎度合いを調節できる今は決めつけないほうがいいですね。
調子に乗って、他の豆もやってみました。(^^;
エチオピア・シダモG4でも、「やや深煎り」よりも「中煎りやや深め」のほうが飲みやすかったですが、「やや深煎り」と「中煎りやや深め」の間あたりが一番それらしく飲みやすかったです。ただ、ブラジルの時よりも、よりおいしいと感じる差は小さかったです。
この豆は、G4なので欠点豆が多く、焙煎する前にかなりの量をハンドピックをして、焙煎してからもさらに欠点豆を取り除きました。グァテマラSHBも、思っていたより多いですね。
今回購入した5種類の豆の中では一番期待していたグァテマラSHBですが、私にとって特に美味しい焙煎度合いがなくて、こちらも中煎りを試してみたところ「酸味」が強調された苦みが少ない味になりました。今の好みではありませんが、酸味の好きな人には良さそうです。