前回のコーヒーを「計りながらの抽出」で、途中でドリッパーを外した理由は、抽出の後半に多く含まれる苦みや雑味を避けて、甘みとコクを感じるコーヒーにしたいからです。
また、コーヒーをよりおいしく淹れるために、もうひと手間かけています。
・微粉
・チャフ(渋皮)
この2つを取り除くと、渋みなどの雑味が少なくなり、よりすっきりした味わいになります。でも、面倒です。(^^;
それに、やったからと言ってそう変わらないときもありますし、ゴミ箱の周りが汚れてしまうなどの余分なことが発生します。「すっきり感が欲しい」「雑味をなくしたい」「甘さを感じるコーヒーがいい」と思う人はやってみる価値はあります。
微粉除去には、茶こしを使います。以前に紹介した抽出用茶こしではなくて、ごく普通の茶こしがいいです。茶こしを斜めにして、柄の部分をこんこんと硬いところにあてながら、粉を回転させるようにして微粉を落とします。柄がない茶こしでは、ふちの部分を硬いものにあてながら取り除きます。
網の目が0.7㎜ぐらいのものを使っています。(網の目が10目盛り分で7㎜)
苦味も少し欲しいという人は、微粉除去をしないかドリッパーを外すタイミングを少し遅らせるといいと思います。
ついでに、チャフと呼ばれる皮もカメラなどのレンズクリーナーブロワー(ほこりを取るぱふぱふって押すエアー)などで飛ばします。私は、自分だけが飲むコーヒーの時には息を吹きかけて飛ばしています。
粉13.0~13.5gが、微粉、チャフを取った後には12gになります。
〈チャフ飛ばしで痛い目にあったこと〉
チャフを取り除くときに強く吹くと、微粉も舞って眼に入ることがあります。
今までの作業で眼に入って困ったことがなかったので、油断していました。先月、そんなに強く吹かなかったにもかかわらず、運悪く微粉(またはチャフ)が目に入って、3日間苦しみました。洗っても、目薬を差しても、だんだんと痛みは和らぐのですが、しっかりとは取れず、医者に行こうかどうしようか迷い始めたとき、4日目にやっと、洗眼用目薬で楽になりました。
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