寒くなると、凍結防止のために水道の元栓を閉めて、水栓を開放します。
初めは、「水抜き」なんて、面倒だなあと思ったものですが、(^^; すぐに慣れました。
ところが、6個ある水道の元栓の内3つが、回すのに堅くて腕が疲れるし、地表から深い所にあるのでかがむ必要がありますし、腕も汚れるので、少し厄介でした。
そこで、元栓を回す道具を買ったはいいですが、サイズが合わず使うことができません。でも、穴を開ければ使えそうだったので、一番堅くて回すことがたいへんだった1個だけ、レーザーで開けようとしました。しかし、溶けるだけで開かなかったので、残りを苦労してカッターナイフで開けました。
そんなことでは時間がかかるので、ほかに方法はないかなと考えていたら、ドリルで開けることを思いつき、100均でドリル刃を買ってきました。(思いつくのが遅い・・・(^^; )
電動ドライバーの先を交換して、穴を開けます。
1、木材を置き、その上に裏返しにした元栓を置き(画像は表に戻したもの)
2、元栓をきちんと押さえて(本来であれば、万力などで押さえるべきか)
3、ゆっくりとドリルを動かし少し削り
4、道具の穴の位置を確かめながら、けがをしないよう慎重に削りました。
直径5㎜のドリル歯では細いので、ドリル刃を斜めに当てて穴を大きくします。これにより、ややずれていた穴の位置も修正できます。
元栓(オレンジ色の回す部分)を下に落とさないように差してから、ネジを持って、慎重にネジ穴に差し込みます。留めるネジが落ちないように、軽く回して留めたあとに、ドライバーでそっとネジ山に合わせてからネジを回しました。
これで、すべての元栓を簡単に開閉できます。厄介だった3か所が楽になりましたので、水抜きも楽しい作業に変わりました。