14年前に自宅の屋根に設置した太陽光発電で、国の10年倍額買取制度が、今年11月で終了します。1kw48円でしたので、けっこうな金額になりました。それが、今後は何もしなければ、今まで通り中部電力が、1kw7円で買い取ることになります。
なんと7分の1!
設置したときには、ずっと1kw24円だと思っていました。
なんか、だまされた気分ですが、2倍の買取で10年分先取りしたことで、設備費は回収しましたし、もともと、利益の計算よりもエコを考えてのことでしたので、仮にマイナスでも問題ありません。
ところで、電力会社が電気を作るのに、最も安くて1kw10円位らしいです。そうなると、10年保証の金額がいかに高いか、いや、でたらめかがよくわかります。
電力会社が1kw48円で無理やり買わされて、そのせいで「再エネ発電促進賦課金」名目でその分を各家庭が負担させられています。また、太陽光のパネルを製造するときに必要なエネルギーや必要なくなった時に処分するエネルギーのことを考えると、太陽光発電はけっしてエコではないと聞きます。
地球規模でエコに協力するつもりで設置した太陽光発電が、「なくてもいいんじゃない。」「いや、ないほうがエコだよ。」という今日この頃に胸が痛いです。