リタイア1年目は、2つの物置の整理をはじめ、車庫、食器棚、サイドボード、食品庫、冷蔵庫などをきれいにして、少し間が空きましたが、今回は靴箱の整理です。久々なのは、コロナの影響で外出が減り、革製の靴を履く機会が少なくなって、靴箱への関心がなくなっていたからでしょう。
靴箱と言いながら下段には、菜園の道具、防水スプレー、害虫駆除スプレー、その他スプレー、フリスビー、虫かご、サッシの掃除ブラシ、手袋、ハンディライト、テニスボール、針金、花瓶、パイプ椅子などが、ごちゃごちゃと置いてあります。
もう使わないだろう古くなってしまった靴と一緒に、掃除をしながら必要なものだけを残しました。靴以外の物は、すぐに取り出せるよう靴の空箱を利用して、用途別に整頓しました。
1段ずつ掃除をしながら、捨てる靴を家族に聞いて整理していきます。手入れをしていない靴にはカビが生えていましたので、最後に予定外ではありましたが、靴磨きをすることにしました。
1つずつきれいになって行く靴を見ながら、仕事をしているときには少し面倒だなと思っていた靴磨きが、時間に追われていない生活だからなのか、きれいになっていくにつれて楽しく気持ちがすっきりしていくのを感じました。
磨きながら、きれいにする作業や壊れたものを修理する作業が職業としても好きなのかもしれないと思い始め、「高校進学の時には工業高校の建築科希望を、大学で建築を学べば良いという親の助言で普通高校に進みました」が、適性を考えると機械科へ進んだほうが自分には向いていたのではないかと考えてしまいました。
もちろん、今更遅いですが、何か夢中になれるものがあれば、その先に楽しく生きるヒントや職業がつながっているのだろうと思った靴磨きでした。
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