先日、我が町の30代の女性が、スマートフォンのアプリ関係で詐欺にあい、380万円をだまし取られたという記事がありました。
あれだけ、マスコミやネットなどで注意を促しているにもかかわらず、この手の詐欺に引っかかる人がいるのは、驚きです。どんだけ、言葉がうまいんだろうと思ってしまいます。
「詐欺を働くやつも悪いが、引っかかるやつも悪い(バカ)。」と言うことを聞いたことがあります。「いやいや、だますほうが悪いだろう。」と今まで思っていました。人を、悪意を持ってだましているんだから。
ところが、こんな内容の記事を読みました。
「化粧品だって健康食品だって、効果があるのか怪しいもんだ。」
「そんな商品に騙されて、買っている奴がバカなんだよ。」
「世の中CMで、ビールだ、洗剤だ、化粧品だ、クルマだ、英会話だなどと、本当に必要かどうかを検討することなく、イメージに踊らされて購入しているじゃないのか。」
「あんなものは、企業が買わせる(儲ける)ために『騙して』いるんだよ。」
「洋服なんて、『今のトレンド』なんて言って流行を作り、今までのものを古くさせて買わせたいだけ。」
「ファッション雑誌やタレントは、それがないと仕事にならないから、時代を作っていると言いながら、乗っかっているだけ。」
「今年のものが、来年時代遅れで着られないって、ばかばかしいと思わないか。」
(悪意を持っていようがいまいが)
「そうやって、企業が消費者をだまして商品売っていることは気にしないで、同じようなことをしている詐欺師だけ目の敵なのか。」
「何も考えず、だまされているあんたは悪くないっていうのかい。」