スリーフィンガーで演奏するときに、低音を出すために、親指用ピックを使って弾くことがあります。下手な私は、ピックを使うことに違和感があって、使わないで弾いていました。
ところが、今練習しているかぐや姫の「おもかげ色の空」は、ピックを使って低音を強調しないと気持ち良くありません。しかたなしに右利き用の金属ピックを左利き用に加工して使うことにしました。
練習しているうちに、だんだんと慣れてきましたが、どうも弦に当てる角度が悪いのか、あるいは滑るのか、しっかりした音が出ません。それに、ピックが微妙に動いてしまって気になります。
そこで、動かないように隙間にクリップを入れると、うまい具合にピタッと決まるようになりました。しかし、それでもきちんとはめないと動きますので、強くするうちに指が痛くなってきました。
先生に「プラスティック」(ほかにセルロイド)が良いですよと言われましたので、ネットで探すと、思っていたものと違って、滑りにくく、左でもフィットするものに出会いました。巻きつけるゴムを逆にすると、左にも対応します。
さらに、曲の途中でストローク(いわゆる、ジャン、ジャンとかき鳴らす弾き方)が入ると、弾きにくいので、そのためにフラットピックなんてものがあって、今まで知らなかったことを後悔しました。
この親指用ピックの弱点は、価格と耐久性ですが、弾きやすさを考えると問題ありませんね。