日本の経済が上向きなのか、下向きなのか、停滞しているのかなどと、私が心配したところで、どうなるものでもありませんので、あまり関心はないのですが、景気の動向によって起こる「影響のあるもの」は関心があります。
昔、スキーブームがありました。
静岡からですと、山梨県の「富士見パノラマ」、「小海リエックス」、長野県の「車山」などへ行きやすいです。
ブームのときには、バブル経済もあって滑るところを探すのが難しいぐらい「マナーも何もあったものじゃない人たち」が滑走面にあふれ、リフト待ちが1時間以上というのが普通でした。
ところが、バブルがはじけてしばらくすると、スキーをする人がさっといなくなり、リフト待ち3分以内になってしまいました。そのせいで、ずっと快適に滑ることができたのはいいのですが、すぐに体力を使い果たし、休憩が多くなったものでした。
スキーを好きな人にとって、これは歓迎すべきことですが、人が少なくなるとサービスの低下を招き、良いことばかりではありません。ほどほどの活気は必要です。
また、景気が悪くなると路上の車の数が減り、さらにレギュラーガソリンの値段が1L190円台になった時には、街から車が消えてしまったのではないかと思うぐらいに交通量が減りました。
ドライブが好きな私にとっては、ガソリン代が2倍になろうと、自転車やバイクに代えることなく好きな車に乗りますので、走りやすい道路は歓迎するものでした。
ところで、この頃車の通行量が増えた気がしています。ひそかに景気が上向いているのでしょうか?日本が元気になることは、歓迎すべきことですが、走りにくくてしかたがありません。