私は車の運転が好きなので、助手席に座ることはあまりないのですが、たまに相乗りで自分の車を出さないときには、運転をお任せすることになります。
歳を取ってきて慎重に運転するようになったものだから、他の人の運転が少し荒く感じたり、車間距離が気になったり、ブレーキやウィンカーを出すタイミング、一旦停止でしっかり止まらないことなどが、とても気になります。
もちろん、口出しすることはありません。(^^
毎回乗せてもらうわけではありませんし、よほどの危険運転でなければ、事故を起こすことはないですから。
今回は、1時間程度の助手席でした。
その人の運転は、急加速急ブレーキをすることなくゆったりしていて、もしかしたらやや周りに迷惑をかけているかもしれないぐらいでしたが、信号がもう少しで黄色になりそうな時でも、アクセルを踏んで交差点を走り抜けようとせず、それまでの速度で近づき、手前で黄色になれば止まるし、青のままだったらそのまま通過する運転でした。
この先に信号がなく、ここで止まってしまう(まさに通り抜けようとした時に止まる)と損した気分になるのですが、そんな時でもペースを変えずに、信号に従って止まるということは、なかなかできないことではないでしょうか。
交差点で、下手にスピードを上げると、思わぬ事態に巻き込まれることもあり危険ですので、損したと思わず安全に運転することが大事だなと、自分の運転を見直す機会になりました。
助手席で他の人の運転を見ることは、気になることばかりではなく、自分の足りないところや知らなかったことに気づくことがあり、たまには助手席も悪くないなあと思いました。